リンゴォblog

男の世界へようこそ

昇り竜と鬼軍曹 あるいは広瀬八段の憂鬱

やっちまったよ。

昨日の段階で、先手羽生王位やや有利と言われつつも、
めいっぱい広瀬八段サイドで煽ってみたものの…。

両対局者ともに持ち時間を1時間以上も残し、83手にて
広瀬八段の投了にて終局。

何が残念だって、このインタビュー内容。kifulog.shogi.or.jp

(△4三銀は)新構想というより予定変更の作戦になった感じですね。
手損と陣形の差が響いて、勝ちづらい将棋になってしまいました。

四間飛車穴熊のスペシャリストとして、嘘でもいいから
「4三銀は秘策でしたが、たまたま不発でした」くらい言って欲しかった。

防衛まで残り1勝となった羽生王位が第五局、どんな戦型を選ぶのか。
もちろん、広瀬八段の居飛車に対抗して、
四間飛車穴熊で来るんだろう。
四間飛車穴熊はこうやって指すんですよ」と。

さて、そろそろお時間です。
惜しくも広瀬八段に挑戦者決定戦で敗れたものの
「棋界の昇り竜」にして「マジで羽生さんにぶっこむ5秒前」の菅井六段と
「鬼軍曹」と呼ばれ、アマチュア初段の僕を相手にして、
いきなり2枚落ち下手で「5五歩止め」をぶち込んでくるという、
「勝負の鬼」っぷりに定評のある永瀬六段の対局。

上しか見ない者同士の意地と意地がぶつかるリアルガチの潰し合い。
結果やいかに。